ロシア語のキリル文字に、ラテン文字のルビを振るマクロを作ってみた
ロシア語の文字
謎めいていますが、ラテン文字(いわゆるアルファベット)と同様に、子音や母音などの音素を1文字で表し、その組み合わせで音を伝えるシステムを取っている文字です。慣れてしまえば、ローマ字読みの要領で読む事ができます。
(子音+母音 からなる素直な読み方ですので、慣れれば 英語のような変則的な読み方が多様される言語よりむしろ読みやすいかもしれません)
しかし、初学者には心理的な障害が大きいのも事実です。また、ラテン文字の「R」を「P」で表すなど、同じ文字に異なった音素をあてている事も、初学者を迷わせます。
マクロをつくってみた
そこで、ワードのルビ振り機能を利用して、キリル文字に、対応するラテン文字をルビで振るマクロを作ってみました。たとえば、以下のような文章に・・・
26 января 2018 года в павильоне киноконцерна «Мосфильм» прошла церемония вручения кинопремии «Золотой орел». Сразу два российских фильма, созданных при поддержке Госкорпорации «РОСКОСМОС», были отмечены членами экспертного совета.
以下のようにルビを振ることができます。(文字として貼れないので、画像で貼り付けています)
www.vector.co.jp/soft/winnt/edu/se517327.html
フリーソフトのサイト、Vectorの、上記URLからダウンロード可能です。
ロシア語の第1関門のキリル文字、マクロを使用しての学習はいかがでしょうか。